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Diver's High +++ Underwater Photograph +++ Photographer Matsukawa Soichi

クダゴンベ / 井田

OLYMPUS SP-350 f5.0 1/80 iso50




 前回、日の丸構図のことを書いたので、同じような作例を…。

 前回のイロカエルアンコウとはかなりサイズが違う被写体なのだけれども、クローズアップレンズを使用せず、撮影距離を離して、ズームの広角側を使っているだけで、構図の作り方は同じ。クダゴンベの目がど真ん中に来ているというある意味日の丸構図。

 この時はゲストの方を連れていて、僕が撮影できる時間は1分間も無いという状況。…よって、必然的に素早く確実に撮れる方法で撮影しなくてはならないのだが、それがこの撮り方。フォーカスエリアはセンターに固定し、尾鰭がフレーム内に収まるようにズーミング。カメラを傾けてクダゴンベの角度をやや斜めに…、あとは背鰭が開く瞬間にシャッターを一気押し。背景がきれいで主役のクダゴンベはビジュアル的に美しい…、何の小細工も要らないのであった。

 おそらく、ヘタにフォーカスロックをかけてフレーミングを微調整…なんてことをやるよりも、遥かに歩留まり良くナイスショットをものに出来るだろう。

 特に週末の伊豆なんかだと、人気の被写体には行列が出来るようなことも珍しくないし、普通に大人の配慮が出来る人であれば、何人かで一緒に潜る場合も、他の人に気を使って落ち着いて撮れなかったりするんじゃないかな。そんなときは、特にこの撮り方が有効だと思う。素早く撮ることは被写体にプレッシャーをかけないことにもつながるし、自然に対して優しい撮り方だと思うしね。

 それにしても、このシチュエーションは最高に美しい。このウミウチワの濃い目のマゼンタピンクなんて、まさに温帯の伊豆の海らしいなあと思わせてくれる。南の海や北の海もイイけれど、やっぱり伊豆はいいなあ。


ゴンベ科 / Cirrhitidae
クダゴンベ / Oxycirrhites typus (Bleeker, 1857)


Copyright Matsukawa Soichi. All rights reserved.

2009/12/22(火) 19:05:58Fish trackback:0 comment:2 クダゴンベ / 井田
コメント
この記事へのコメント
> てつ! さん
 沖縄は楽しくて、潜れば潜るほどやりたいことが出てきて、帰るときなんか、ホントに後ろ髪を引かれるような感じだったんですけど、やっぱり井田はイイですヨ!

 帰ってきて何本か潜ってみて、あらためてこの海の味わいの深さを感じています。

 井田DCのみんなも相変わらず明るくて気持ちイイですしね!

 あ…、僕もてつBLOG毎日見てますよ!
2009/12/22(火) 23:36:22 | matsukawa | #4R5.xbJk[ 編集]
羨ましい~~っ!
盛り上がってますねーーーっ! 沖縄の海もドンドン楽しくなってきていますが、やはり井田の200mでの絞り込みダイブは格別なものがありますね!

毎日、楽しみに拝見させてもらってます。
2009/12/22(火) 22:47:55 | てつ! | #yx9fSxcY[ 編集]
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"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。

ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…

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