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まさに最高のシーズンを迎えている井田の海。
そんな最高の海をさらに面白くすべく、日々新しい何かを探しているのだが、いつもの事ながら、進捗速度が鈍る時期というのは必ずある。今現在、1日2DIVEでは紹介しきれないぐらいいろんな生き物がいるのは確かなのだが、この、ある程度出揃ったところというのが、スピードダウンのタイミングになる(苦笑)。
ガイドをしていても、「要望が今いる人気の生き物に偏る」のと、より「確実に楽しんでもらうため」に、ある程度コースが固まってきてしまうのが、新規ネタが見つかりづらくなってくる原因だと思う。
それと、今年海の中が暖かいのに、若干南方系登場が遅れ気味?…という気配も感じられる。例年なら、今の時期、浅瀬では、イナズマベラ・ヤマブキベラ・オトメベラといったベラの仲間たちが、そこそこの大きさになってたくさん見られるのだが、最近見たセナスジベラ・トカラベラ・イナズマベラの幼魚は皆20mm未満のミニサイズだし…。
でも、たまたまそうなのかもしれない…いや、たまたまそうなっているだけと考えといた方がいいのかな。井田の海だけを見て全体の評価なんて出来るわけないからね。まあ、それならそれで、この状況を楽しんでしまえばイイというだけのことである(笑)。
…で、同じようなコースを辿る日々が続いたので、思いっきり違うコースを泳いでみたら、ハワイウツボを見つけた。まっ黄色の眼と白いボディがお洒落なウツボで、時々見かけるけど、いつでも見れるというわけではないヤツだ。
被写体としても、かなりイケていると思うのだが、チョット深くて、また行くのはシンドイなあ…(苦笑)。
運が良ければ、また浅いところに上がってきてくれるんじゃないかな?
エビにクリーニングされて居たりしたら最高に絵になると思うんだけどな。
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ウツボ科 / Muraenidae
ハワイウツボ / Gymnothorax berndti(Snyder,1904)
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Contrust scale (graduated 16steps)
sRGB - Gamma : Windows (2.2) - White point : 6500°k
1024 x 768 True color (32bit)
font size : medium
"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。
ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…
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