OLYMPUS SP-350 f5.6 1/100 iso50
今日はチョット前にアドヴァンスコースを修了したゲストの方だったので、軽いおさらいの意味も含めてディープダイビングを…。大きな深度変化にも対応出来ているし上出来だな…と確認しつつ、ふと海底を見ると、特徴的な白いVラインが目に入った。井田の何処かに居るらしいことは聞いて知っていたのだが、きっと深いだろうから(探すのはどうしようか)…と思っていたハクセンエビであった。まあ、何と言うか、微妙に深かったかな…。
とりあえず、証拠写真を…と、撮影してみたのだけれど、せめて鋏脚ぐらいはシッカリとフレームに収めたかった。ハクセンエビはけっこう小さいのだが、脚や触角を全部収めようとすると、わりと広めに撮らなくてはならない。でも、画角を広げると背景になる海底の砂が煩くなるし…という感じで、適切な焦点距離とクローズアップレンズの枚数をどうするかで迷ってしまう。ここで面倒臭がらずに、最適なセッティングをキメて臨めば、イメージ通りの表現することが出来る。ホントはあと30秒ぐらい時間が欲しかったんだけど、ガイド中だったから仕方が無いということにしておこう。
撮影しているヒトを見ていると、何かを撮ろうとするとき、ただ単にやみくもにカメラを構えて撮影に臨んでしまおうとするヒトが多い。少なくとも、カメラを構える前に、求めるイメージと、それに適したセッティングを考えた方がいいだろう。
例えば、コンパクト機であれば、焦点域を選ばなければならないし、クローズアップレンズの倍率や枚数を考える必要がある。逆に、セッティングを変えることが出来ない状況なのであれば、その状態で撮ることが出来る最善のイメージを思い描くことが出来るかどうかである。要は焦らずに落ち着いて撮ろうってこと。ジタバタと何度も何度もシャッターを切るよりも、冷静に2~3回シャッターを切るだけの方が結果はイイはずである。
タラバエビ科 / Pandalidae
ハクセンエビ / Plesionika ortmanni Doflein, 1902
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"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。
ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…
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ただし、[トリミング有り]と書かれている画像は、生物を分かりやすく紹介するために、トリミングをおこなっています。