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Diver's High +++ Underwater Photograph +++ Photographer Matsukawa Soichi


コケギンポ科 / Chaenopsidae
コケギンポ / Neoclinus bryope (Jordan et snyder, 1902)


 個人的に、このGWでイチバン熱かったのは、このコケギンポの幼魚です。もしかしたら、イソギンポ Parablennius yatabei かもとも思ったりもしたのですが、この頭の皮弁のフサフサ具合はコケギンポでしょう。
 …で、何が熱かったのかと言うと、コケギンポの幼魚について新たな発見があったことです。これまで、この仲間は岩場にのみ生息していると思い込んでいました。この幼魚は体長2cmに満たないチビなのですが、こうゆう小さい個体が、岩の小さな穴なんかに隠れていたら発見するのも困難だろうし、居るんだけど見つける事が出来ていないだけだと思っていたのです。ところが、この日、湾内の砂地でイザリウオの幼魚を探していたところ、いたるところにコイツが居るではないですか。正確には、砂地に居ると言うよりは、砂地に落ちている海藻(フクロノリ)の切れ端の中に隠れているという感じです。本命のイザリウオが、なかなか見つからなかったので、いつもより集中して探していたせいもあるのかもしれないし、今年はたまたま個体数が多かったのかもしれませんが、こんなに見つかるとビックリです。少なくとも、過去にこんな経験は無かったですから…。
 ずいぶん長いこと潜ってますけど、こんな身近なところに発見があるなんて、海は奥が深いです。

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2005/05/07(土) 00:34:31Fish trackback:0 comment:2 コケギンポ / 大瀬崎
コメント
この記事へのコメント
それはすごい
 machidaさん、貴重な情報をありがとうございます。

 今年、数が多いということは間違いないと思っています。おそらくこの調子でいくと、ここ数年、定住率が低くて、空部屋ばかりが目立っていたギンポ団地にも、棲みついてくれるヤツが出てくるのではないかと期待しています。
 それにしても、15mとは、深いですね!コケギンポの仲間は、深度による種の住み分けがあるという説もあるようなので、実に興味深いです。この仲間の正確な同定は、学者さんでもなかなか難しいらしいのですが、とりあえず、片っ端から撮影しておこうかな…と思います。
2005/05/12(木) 19:16:33 | matsukawa | #4R5.xbJk[ 編集]
そういえば
こんにちは,松川さん

そういえば,マンボウよりの15くらいのトサカの根元のテッポウエビが掘ったような穴にコケギンポ(種類不明)がいました.へんなところにいると思ったのですが,今年はおおいんですかね.
2005/05/12(木) 17:22:37 | machida | #-[ 編集]
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"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。

ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…

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