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Diver's High +++ Underwater Photograph +++ Photographer Matsukawa Soichi

ハオコゼ+トラギス+ハオコゼ / 井田




 「うわ…おもしろい!」と思っても、シャッターを切るのに一瞬だけ躊躇することがある。それはヤラセっぽく見えるシーンだ。もちろん上画像はヤラセではない。

 ふと海底を見たら、ハオコゼ・トラギス・ハオコゼの3匹がきれいに並んでいた。本当は正面に回り込んで撮りたかったのだが、ヘタに動くと、この3匹がバラける可能性があったので、その場を動かず、脇腹を攣りそうな無理がある姿勢で1枚シャッターを切った。カメラの設定を変える指の動きにすらトラギスが反応するので、状況にあわせた設定変更も出来なかったし、写真のクオリティは今イチだが、それでも、こんな変なシーンもあるということが撮れたということで良しとしようと思う。

 僕は写真に妙な妄想のようなストーリーを付けるのは大嫌いである。そう言うと、夢が無い…とかロマンチックじゃない…と言われることもあるのだが、自然の世界と真摯に向き合おうとすればするほど、安っぽい作り物のファンタジーには軽薄さしか感じられなくなってくる。リアルな現実の中にこそ真のロマンがあると思うのだ。

 いかにしてこの3匹はこうまで整然と並んだのか…。その真実を解き明かすことにロマンがあるのかは、あえて何も言うまい…。


トラギス科 / Pinguipedidae
トラギス / Parapercis pulchella (Temminck et Schlegel, 1843)

フサカサゴ科 / Scorpaenidae
ハオコゼ / Hypodytes rubripinnis (Temminck et Schlegel, 1844)

FUJIFILM FinePix F30 f5.6 1/125 iso100


Copyright Matsukawa Soichi. All rights reserved.

2009/05/03(日) 20:55:26Fish trackback:0 comment:0 トラギス / 井田
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"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。

ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…

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