井田で潜ると、毎回必ず巡回してまわる新旧コケギンポゾーン。てつ!氏のブログにも書いてあったが、特に目立った何かがなくとも、『全員いつもの巣穴に配置している事を確認できただけでも幸せを感じてしまう!』という感じである。
…で、今日、「本当にそうなんだよなぁ~…」と思いながら、1匹1匹をチェックしていたところ、旧コケギンポゾーンの古参”青星”の巣穴から違う雌が顔を出していたのでビックリした(上画像)。
もしかして、この雌は産卵中で、”青星”は近くに居るのか?…と、かなり長いこと、その辺りをうろつきつつ観察を続けたのだが、一向に現れる気配は無し。”青星”は居なくなってしまったのかもしれない。
去年は、モテない雄の代表のような三枚目キャラを確立していたので、今年は、そのモテない原因を探ってみようと、この個体を見る上でのテーマを決めたばかりだったのに…。
観察を続けられないとなると、そのテーマに沿って先日撮影した画像も埋もれてしまうことになるので、ここにUPしておこう。
前にも書いたのだが、”青星”の巣穴は、となりのオオヘビガイが放出する粘液に覆われていることが多く、これが良くないのかもしれないと、冗談みたいな理由を思いついたりしたので、とりあえず、撮っておいたのだ(笑)。
粘液のベールが分かると思う(上画像)。
…で、この画像では、粘液は分かるけどオオヘビガイが分からないので、今日撮り直そうと思っていたら居なかった…というわけで、新たな住人である雌とのショットをUPしておこう(下画像)。
もしかしたら、またひょっこり”青星”が戻ってきてくれるかもしれないことを期待している。
コケギンポ科 / Chaenopsidae
コケギンポ / Neoclinus bryope (Jordan et snyder, 1902)
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"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。
ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…
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ただし、[トリミング有り]と書かれている画像は、生物を分かりやすく紹介するために、トリミングをおこなっています。