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Diver's High +++ Underwater Photograph +++ Photographer Matsukawa Soichi

コケギンポ / 井田




 そろそろ今年の主要キャストをUPしておかねばならないだろうということで、画像を整理していたのだが、例によって、撮影枚数に偏りがある…。僕にアカデミックな生態観察は出来ないようだ…としみじみ思う(苦笑)。

 (↑)画像は、現在撮影しているキャストの中で最も印象が弱い個体。カメラを向けても、引っ込んでしまうということはないので、決して”弱気”な個体ではないと思うのだが、なんとなく覇気が感じられない。細くて弱々しい眼上皮弁…インパクトが無いカラーリング…どうしても、撮影機会が減ってしまう。

 でも、この世界では、男の価値は女が決めるものである。それはイコール被写体としての価値でもある。僕にはコケギンポの雌の気持ちは分からない。コイツが一発逆転で、男を見せてくれるかもしれないのであった。もちろん僕も陰ながら応援している。


コケギンポ / 井田


 (↑)見ての通り、弱気なヤツである。すぐ近くに、このエリア最強と思われる大きくて強そうな個体が居ることもあって、より一層、弱気な気配が強調されるのであった。でも、まだまだ分からない。もしかしたら、けっこうヤリ手だったりするかもしれないのである。コイツも今の時点ではダークホースということにしておこう。


コケギンポ / 井田


 (↑)最強の呼び声高いのがコイツ。まず何と言ってが体がデカイし、眼上皮弁も太く力強く立派。そして、態度も悠然堂々としている。すでに何回か求愛行動を確認しているのだが、やはり雌を呼び寄せるオーラを放っているのだろうか。注目すべきキャストであることは間違い無いだろう。


コケギンポ / 井田


 (↑)上段3トップのフロントマンはコイツだろう。ステージの一番目立つポジションに陣取っていて、見ての通りリーゼントのキメ具合だってナンバー1である。強気な態度も目立ち、クツワハゼを威嚇して追い払っているところを見たことがある。あと、求愛行動も1度確認している。主役級のキャストだと思う。


コケギンポ / 井田


 (↑)上段3トップの強気な2個体に挟まれ、とてもおとなしくしている弱気なヤツ。両サイドの2個体は、いつも巣穴から身を乗り出して周囲に存在をアピールしているのに、コイツは本当に控え目。カメラを向けると、すぐに巣穴に引っ込んでしまう。
 しかし、時々、妙に強気になるという意外性も見せる。先日は、豪快に脱糞し、そのウンコが自分に向かって流れてきたために、体を捻って鮮やかにかわす…という、滅多に見ることが出来ないウルトラC級の動きを見せて、一気に主役獲り戦線に浮上してきた。目が離せない味なヤツである。



コケギンポ / 井田


 (↑)強気…と言うよりも、”やんちゃ”とか”わんぱく”と言った方がコイツらしいかもしれない。カメラを向けると、真正面から睨み返し平気で迫ってくるので、なかなか横顔が撮れなくて困ってしまうぐらいだ。決して体は大きくないのだが、食欲旺盛で獲物を獲るために巣穴から出てくることも多く、何かを食べていないときの方が珍しいかも…。雌へのアピールや、敵への威嚇も超積極的。現在のところ注目度ナンバー1はコイツだろう。


コケギンポ科 / Chaenopsidae
コケギンポ / Neoclinus bryope (Jordan et snyder, 1902)



 

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2009/04/14(火) 00:00:59Fish trackback:0 comment:0 コケギンポ / 井田
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"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。

ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…

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