FC2ブログ

Diver's High +++ Underwater Photograph +++ Photographer Matsukawa Soichi

ムカデミノウミウシ / 井田




 大瀬に居た頃は、かの地だけに写真撮りの仲間がたくさん居て、いつも、ああだこうだと魚の話や写真の話をしていたものである。その後、数年前から井田に来るようになってからは、そっち方面は、ちょっと静かにノンビリモードになっていた。

 しかし、その後、井田DCのてつ!氏という熱い男と付き合うようになってからは、2人で30人分ぐらい盛り上がり楽しんでいる。やはり、同じフィールドで撮っている仲間が居るというのはイイものである。

 …で、井田DCにはてつ!氏以外にも明るくてナイスなスタッフが揃っていて、その皆もイイ写真を撮ってくる。先日は、いちばん若手のゆうすけ君がムカデミノウミウシを撮ってきていたのだが、これがスゴく良かった。
 正直言って、ウジャウジャ居て、大きくて、少々グロテスク感があるムカデミノウミウシたちは、僕にとって、積極的にカメラを向けたい被写体ではなかったのだが、ゆうすけ君が獲ってきた画像は新鮮で、ムカデミノウミウシともきちんと向かい合わねばならないだろう…と、思いを新たにしたのであった。

 このウミウシの何が魅力かを考えたときに思い浮かんだのは蛍光色に輝く青い体色だったので、画面に占める青い部分の割合を多くすることを意識してみた。胴体の部分だけを切り取り、画面いっぱいに複雑な模様が広がる画というのもインパクトはあったものの、それはここでやっている路線とは違うので、とりあえず保留。やはり表情が写っていないと生き物って感じがしないので、正面からクローズアップで狙ったカットを選んでみた。ちなみに、数多く居るムカデミノウミウシも、個体によって、かなり青の色合いが違う。濃い青・薄い青・緑っぽく褪せた青…いろいろである。…なので、キレイな青い個体を選ぶことも大事なポイントだった。

 そんなふうにムカデミノウミウシたちと向き合っていると、妙な光景も目にすることにもなる。下画像の奥の方の個体。大きく口を開けているが何の意味があるのだろう?…意味なんて無いのかもしれないけど…。


ムカデミノウミウシ / 井田


裸鰓目(ドーリス目) / NUDIBRANCHIA
ミノウミウシ亜目 / AEOLIDINA
アオミノウミウシ科 / GLAUCIDAE
ムカデミノウミウシ / Pteraeolidia ianthina (Angas, 1864)

FUJIFILM FinePix F30 f5.0 1/1000 iso100
FUJIFILM FinePix F30 f6.4 1/90 iso100



Copyright Matsukawa Soichi. All rights reserved.

2009/04/07(火) 00:01:04Fish trackback:0 comment:0 ムカデミノウミウシ / 井田
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する

トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック






Contrust scale (graduated 16steps)
コントラストスケール
sRGB - Gamma : Windows (2.2) - White point : 6500°k
1024 x 768 True color (32bit)
font size : medium




"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。

ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…

当サイトに掲載されているあらゆる内容の無許可転載・転用を禁止します。
当サイトの内容は、日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けています。

Copyright Matsukawa Soichi.
All rights reserved.
Never reproduce or republicate without written permission.


Photographer Matsukawa Soichi

このブログで御紹介している画像は、基本的にノートリミング画像です。
ただし、[トリミング有り]と書かれている画像は、生物を分かりやすく紹介するために、トリミングをおこなっています。



copyright © 2004-2005 Powered By FC2ブログ allrights reserved.