Diver's High +++ Underwater Photograph +++ Photographer Matsukawa Soichi

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ムラサキミノウミウシ / 井田




 あまりにも完璧な春濁りである。透視度で言うと3mぐらいということになるのだが、視野の中に占める半透明の極小タピオカ状の浮遊物と水の比率は5:5から6:4といったところ。かなりヘビーな状況であった。

 しかし、そんな状況でも、今日のゲストの2人は2DIVEとも潜水時間は1時間を軽くオーバー。春の伊豆の海をシッカリ堪能し、次回の予定まで入れてニコニコと帰っていった。伊豆ダイバーの鏡のような2人である。まあ、次回、これより悪くなることも無いだろう…(笑)。

 こんなふうに濁ってしまって海の中が暗くなってしまったときは、やはりウミウシの仲間が目立つ。撮影するにも、思いっきり寄って撮ることが出来るウミウシは都合がいい。極小サイズのウミウシに寄り切って絞りを開けての高倍率撮影では、被写界深度が1mmに満たない程になり、浮遊物が写りこむことはほとんど無い。

 ただ、この撮影をしたときは、浮遊物がチョット多すぎた…。その浮遊物が被写体とカメラの間で半透明のベールのようになり、さらに、クローズアップレンズを装着した際、ポートのガラス面とクローズアップレンズの間にも浮遊物が入り込んでしまっていた。そしてさらにポートガラスが少し曇っていたというオマケ付き…。それらのせいで、まるでソフトフィルターを使ったような描写になってしまった…。でもまあ、シャープに写すと毛虫チックで少々グロテスクな感じになりがちなムラサキミノウミウシの場合は、これはこれで「あり」かな…とも思うのだが…。ファンタジックな毛虫ということで…。


ムラサキミノウミウシ / 井田


ムラサキミノウミウシ / 井田


裸鰓目(ドーリス目)/ NUDIBRANCHIA
ミノウミウシ亜目 / AEOLIDINA
アオミノウミウシ科 / Glaucidae
ムラサキミノウミウシ / Antonietta janthina (Baba & Hamatani, 1977)



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2009/03/16(月) 00:00:01Sea slag trackback:0 comment:2 ムラサキミノウミウシ / 井田
コメント
この記事へのコメント
> yuki さん
こちらもコメントありがとうございます!

僕は、基本的には、ハッキリ見せた上で可愛らしく感じてもらえるように撮りたい…というスタンスなんですが、このムラサキミノウミウシみたいなタイプを可愛く撮るなら、やはり、こう撮るのがいいかな…と思います。
濁った海でも、撮影の仕方でいろいろ楽しめます。

絞りを開けて高倍率で柔らかく撮ると、浮遊物をほとんど目立たせずに撮れるというのも、この時期には効果的ですね。

ぜひとも可愛く撮ってみてください。
2009/03/21(土) 21:27:08 | matsukawa | #4R5.xbJk[ 編集]
ふんわりした感じが素敵です(*^^*)
ミノ系は鮮明過ぎるとグロテスクな一面も…
かゎぃく撮る事も出来るんですねッ!!
次の海はミノ系をかゎぃく撮ってみたぃと思います♪
2009/03/21(土) 19:29:55 | yuki | #-[ 編集]
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"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。

ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…

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ただし、[トリミング有り]と書かれている画像は、生物を分かりやすく紹介するために、トリミングをおこなっています。



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