Diver's High +++ Underwater Photograph +++ Photographer Matsukawa Soichi

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セトリュウグウウミウシ / 大瀬




 海岸線の道を走らせているだけで車のフロントウィンドウが塩で白くなってしまうほどの強い西風…。井田に向かう途中、現地からクローズの報せが…。予想通りの展開でそのまま大瀬へ。

 大瀬に来ると、まず、『さて今日は何をしよう?』と考えることになる。やはり、旬のものでいて、大瀬ならでは…というものを見て楽しみたい。これは大瀬に限らず、IOPでも雲見でも田子でも神子元でも…、何処かに行けば、何処かならではというものを求めたくなるのが人情であろう。

 そんな人情とは全く違う世界観を持っているのがマニアな方々である。ここ数年ではウミウシマニアのヒトたちがスゴイ。何処へ行っても海底までの距離30cm以内、徹頭徹尾エントリーからエキジットまで視線は下方向オンリー。胡麻粒~米粒サイズの極小ウミウシを見つけては、しばしその場から動かず撮影…。撮影が終わるとまた次の獲物を求めて目を光らせる。言ってみれば一種の偏食家なのだが、その情熱は賛美に値するものだと思うし、オモシロそうなものを見つけては、あっちへフラフラ…こっちへフラフラ…と表層から中層から海底まで、暢気に漂うような潜り方を常とする僕にしてみれば、もはや脱帽するしかない。

 このときの、主たる目的(…と言うよりも、あわよくば…という感じ)はアンコウ探しであった。井田でも見たことはあるものの、この時期の大瀬のアンコウとの遭遇率の高さは特筆すべきものがある。大瀬現地でガイドをしていた頃、ある年の一時期などは、コンスタントに…と言っても過言では無いほど、アンコウに出合うことができたものである。…で、ちょうど数日前に目撃されたという情報があったので、探してみようということになったのであった。

 でも、この僕が、そんな予定通りに事を運べるはずもなく、浅場ではメアジの群れに心を奪われ、最深部では何故かシマヒメヤマノカミの若魚のカワイイ動きに目が離せなくなり、そして、ふと覗き込んだ物陰に、こんなキレイなウミウシが居たものだから、またそこでハマってしまった…(苦笑)。

 セトリュウグウウミウシというらしい。そういえば、リュウグウウミウシの仲間のキレイなのがいろいろ出ているらしいという噂を聞いていたが、この類のことなのだろう。こうゆうキレイな種を見てしまうと、ウミウシマニアの方々の気持ちにも大いに納得がいくのであった。


裸鰓目(ドーリス目) / NUDIBRANCHIA
ドーリス亜目 / DORIDINA
フジタウミウシ科 / Polyceridae
セトリュウグウウミウシ / Nembrotha purpureolineata (O'Donoghue1924)


 
 

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2009/01/24(土) 21:00:24Sea slag trackback:0 comment:0 セトリュウグウウミウシ / 大瀬
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"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。

ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…

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