やはり、動き回る魚を撮るときには一眼レフ機が楽だ。ちょっと離れたところから狙って、パワーのある水中ストロボを一発焚けば何とかなる。
被写体に対するプレッシャーが少ないはずのコンパクト機だが、大きくない魚にシッカリとストロボ光を当てるには、ある程度まで被写体との距離を詰めなくてはならないことを考えると、むしろ一眼レフ機よりも強いプレッシャーをかけることになってしまうのだ。
そうは言っても、コンデジ使いとしては、どんな被写体でもそれなりに撮らなければならないわけで、どうすれば良いのかを考えることになる。要は、”どうしたらいいのか”と”どうしたらいけない”のかの判断である。その辺を間違えなければ、かなり素早くトリッキーに動き回るベラの仲間でも、この程度のカットならけっこう撮れてしまう。
鰭全開を狙うとかってなると、またもうちょっと頑張らねばならないのだけれども、体長10mmに満たないウミウシの撮影をした直後に、巨大な魚群の撮影をして、その後、今度はベラの撮影…なんて感じで楽しめるということを考えると、重くて大きな一眼レフ機を持ち込むのであれば、それなりの成果を出さないと納得がいかないということになるし、まあこれはこれでOKじゃないかな…ということにもなるのであった。
ベラ科 / Labridae
シマタレクチベラ / Hemigymnus fasciatus (Bloch, 1792)
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"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。
ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…
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