Diver's High +++ Underwater Photograph +++ Photographer Matsukawa Soichi

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クマドリカエルアンコウ / 井田



 つい先日、今年は南方系カエルアンコウで盛り上がるかも…なんて書いたばかりだというのに、早くもそれが現実となりはじめている。いわゆるクロクマも現れてしまった。カエルアンコウ好きにはウレシイ存在である。


クマドリカエルアンコウ / 井田



 ウレシイのでハッピーに締めくくりたいところなのだが、そうもいかないのがカナシイところで、このクロクマ、昨日から今日にかけて見られた場所にずっと居たのだが、ほんのしばらくの間でかなり場所を動いていたらしい。…で、話を聞くと、どうやら”動いた”のではなく”動かされた”ようだ。

 クマドリカエルアンコウは、数多く現れる年には1DIVEで10個体近くも見られたりしたことがある。そんな時には、水深が深かったり移動距離が長かったりで見に行くのにリスクがある個体は公開もしないのだが、そんな個体は2ヶ月以上同じ岩の同じ場所に居たりする。誰も見に行かなければ、気に入った場所に落ち着いているのであろう。…ということは、極端にストレスをかけるようなことをしなければ、ずっと観察を続けることが出来る可能性が高いということだ。

 気持ちのモンダイはさておき、写真を撮るヒトに一言。いじくって動かすのは論外として、撮影の仕方を1ステップ上にしようというハナシ。
 自分のカメラの最短撮影距離(レンズの先から被写体までの距離)を把握しておこう。クローズアップレンズを使う場合は、その場合の最短撮影距離もチェックしておく。そして、自分のカメラやレンズが、どれぐらいのサイズのものを、どれぐらいのサイズで撮影できるのかを知っておくといいだろう。石ころでも何でもいいから海中でテスト撮影してみればいい。
 そして、実際に撮影するときは、被写体の手前に最短撮影距離の目安になるものを見つけておく。そうして、カメラを不用意に意味無く被写体に近づけすぎるのを防ぐように気をつける。
 ほとんど多くの初心者は、撮影機材の能力以上に被写体を大きく撮ろうとして、モニター画像やファインダーだけを見ながら被写体にカメラを近づけるので、近づけ過ぎて逃げられてしまったり、ピントが合わなかったりしている。きちんと撮れないのはもちろんのこと、下手をすると、被写体や周辺の底生生物を傷つけてしまったりしているのだが、まったくもって百害あって一利無しの無駄な行為である。

 こんなことを書いてしまうと、また仲間のみんなに、集客率が下がるヨ…と笑われるんだろうけどね(苦笑)。

 現地のガイドは、公に発表している以外にも面白い被写体や珍しい生物の居所を知っていることが多い…と言うか、ちょっと腕に覚えがあるガイドなら皆そうだと思う。そんな極上情報を手に入れる方法…あるいは案内してもらえる方法は、ダイビング技術はもちろんのこと生物に対するいたわりの気持ちを持っていることを行動で信頼してもらうことしかない。
 ガイドは客商売なので、どんなヒトにでも「貴方は下手だからダメ」とか「貴方は雑だからダメ」なんてことは絶対に口にしない。ニコニコと笑いながらさりげなく、貴方に教えられるだけのことを教えるだけである。言い方を変えれば、貴方に教えられることしか教えないということ。そこで、10あるものを2~3しか知ることが出来ないって勿体無いことだと思う。

 それに、僕もそうだけど、ガイドは、本当は今見られる最高の海を全部見せたいと思っているから、それを見せられないって事はけっこうツラいことというのも事実。頑張って腕を上げてもらいたいな。

クマドリカエルアンコウ / 井田

カエルアンコウ科 / Antennariidae
クマドリカエルアンコウ / Antennarius maculatus (Desjardins, 1840)


 

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2008/11/13(木) 21:39:31Fish trackback:0 comment:0 クマドリカエルアンコウ / 井田
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"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。

ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…

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