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Diver's High +++ Underwater Photograph +++ Photographer Matsukawa Soichi

クログチニザ / 井田



 毎年秋も半ばを過ぎて陸の上が涼しくなり始め、ダイバーの数が減ってくる頃になると、海の中の生き物たちは賑やかになってくる。以前のようにはガツガツとネタ探しをしなくなった(できなくなった)僕の眼にも、次から次へといろんな生物の姿が入ってくるのだから、やはりこの時期は伊豆のスペシャルシーズンである。

 …で、このブログに載せるネタにも事欠かない…という感じになってくれればイイのだが、そう簡単にいかないところがムズカシイところだ。昨日も書いたように”メッセージである写真”は、狙った相手(時には個人だったり、時には不特定多数だったり)に何かを感じてもらえないことにはオモシロくもなんともない。それでいて、いつも直球ばかりではなく、たまには無性に変化球を抛ってみたくなったりもするというものなのである(笑)。

 ちなみに、今日は、久々に米粒サイズのイロカエルアンコウの幼魚を見つけたり、ホカケハナダイの若魚を見つけたりと、秋っぽく賑やかにいこうか…という気配だったのだが、撮影した画像を見ていて、これをUPしたらどうかな…と思ったのが、このクログチニザの幼魚。
 もうちょっと小さいとまっ黄色だし、もう少し育つと部分的に黒っぽくなってくるという感じだと思うので、ちょうど今日ぐらいのステージがいちばんクールではないかという気がする。ものすごく微妙なところなのだけれど…鰭の端のブルーの入り方なんか凄く綺麗だと思う。

 わりとスタンダードなコース上の岩の隙間をチョロチョロしていたのだが、わりと皆そこを素通り…。比較的よく見られるモンツキハギの幼魚だと思っているのか、あるいは興味が無いのか、その辺は定かではないが、この界隈では、そう多くは見られる魚ではないし、先にも書いたように、成長の過程でどんどん佇まいが変わってくるタイプの魚の場合、その一刹那に価値を見出すことができるので、個人的には、見れたことが、わりとウレシかったりするのだが…。

ニザダイ科 / Acanthuridae
クログチニザ / Acanthurus pyroferus (Kittlitz, 1834)


 

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2008/10/26(日) 22:47:51Fish trackback:0 comment:0 クログチニザ / 井田
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"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。

ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…

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