
無楯目 / ANASIDEA
亜目なし / non
アメフラシ科 / Aplysiidae
フウセンウミウシ / Notarchus indicus Schweigger,1820
その名の通り、ビックリすると風船のように膨らんで身を守ろうとするウミウシ。膨らんでしまうと、自分自身で自分の体勢をコントロールできないらしく、ちょっとした水の動きでコロコロと転がってしまうという愉快なヤツです。
このところウミウシも注目を浴びる存在になってきたため、アメフラシの仲間やミドリガイの仲間…その他等で、眼が触角の付け根辺りにあるのがハッキリと分かるものがいることは、さほど「へえ〜」と感心するほどの知識ではなくなってきたのですが、こうしてじっくり見てみると、なんとも間が抜けたと言うか、ほのぼのとした表情は面白くもあり、ウミウシ愛好家達が、これを見てカワイイという気持ちも分かるような気がします。
僕は、こうして顔をクローズアップしてみると、ボロカサゴなんかに似ていなくもないなあと思ったりもしました。
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テナガエビ科 / Palaemonidae
ホンカクレエビ属 / Periclimenes
ヒトデヤドリエビ / Periclimenes soror
今回は、ちょっと前の写真を…。2月26日に撮影したヒトデヤドリエビです。この日は、ウミウシカクレエビを狙ったんだけど見つからず悔しかった日です。似てるんだけどコイツじゃダメかな?…って、前にも書いたか…。ちなみに、翌日には、ほぼ定位置で見れたんですけどね…(苦笑)
ここ数年いろいろあって、減圧症対策に神経質になってます。何と言うか、以前は、減圧症になってしまったら運が悪かったのだろう…というふうに感じていたのですが、このところ、潜っていて減圧症が発症しないのは運が良かったのだな…と感じるんですね。自分自身は、それ以前から、かなり気を使って潜っているのですが、一緒に潜っている人の浮上速度や深度のとり方を見ていると、ハラハラしてしまうんです。…で、できるだけリスクを回避しようという方向に気持ちが働いてしまい、人を連れていると、深度&時間管理の方が気がかりで、ネタ探しに集中しきれないことが少なくないのです。特に写真を撮る人と潜る時がそうなります。
僕は、ダイビングコンピューターなんてものは、きわめてアバウトな目安に過ぎないと思ってます。でも、写真を撮る人は、けっこうギリギリのところまで粘ります。時間よりも撮れたか撮れなかったかの方が重要だからでしょう。でも、例えば、水深25mで無限圧潜水時間が20分間と表示されていたとしても、次に12mまで行くのに何分間かけるのかを認識している人は稀であり、瞬発的な浮上速度を意識している人はさらに稀です。そのことがとても怖いんです。だから、僕自身が、危ういなあと判断したら、クマドリイザリウオが居ようがフリソデエビが居ようが気付かないふりをして、スルーしてしまいます。…で、少々寒かろうが、12m・9m・6m・3mでの段階的な時間をかけた安全停止を、何か見ながらとか写真を撮りながら…。安全だと思われる時間枠の中で潜ることが最優先事項ですから。
楽しんでもらいたいという部分との葛藤もあるし、ガイドとしてはどうしたものだろう?…と、悩ましいところなんですけどね…。
さて、ヒトデヤドリエビですが、ホストになるヒトデが、比較的浅い水深でもよく見られることもあって、じっくりと取り組める被写体です。撮影するときは、このエビそのものはシンプルなエビなので、背景になるヒトデの状態を意識したいところです。エビがヒトデの模様のきれいなところに来たところを狙って撮影してみました。この個体はまだ若いからでしょうか、体が透き通っていて、居る場所の色によって見え方が違います。
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Dive Addiction / Joe Suzuki & Chino Nakamura
http://diveaddiction.hp.infoseek.co.jp/
Web site link第一弾は、何処にしようかな?…と考えたのだけど、誰もが知ってるメジャーなサイトからいくのも何だし、今、イチバン応援してるとこって事で、沖縄本島の海を伝えてくれるDive Addictionからいってみましょう。
Web Masterのjoeは、ちょっと前の夏まで大瀬崎の海の家に住み込みの学生アルバイトで来ていて、大瀬崎で潜りまくっていましたが、今は沖縄本島に移住しています。大瀬崎に来ているときは数回言葉を交わした程度だけど、顔を合わせると、いつも気持ちよく挨拶してくれたナイスガイです。
僕も沖縄本島の海が大好きで毎年のように通っています。以前は、divedeepやLight&Darkなど超有名サイトが、その仲間の方たちのサイトも一緒になって沖縄本島情報を活発に発信してくれていましたが、今は諸事情あって休憩中なので、大瀬崎で鍛えた目で最新の沖縄の海を伝えてくれるこのサイトが、いつでも気持ちをホットにしてくれます。
沖縄エリアの場合、離島の情報というのは既存のメディアでも大々的に紹介されることが多いのですが、本島の情報というのはチョット少なくて、その実力を軽視される傾向を感じます。いわゆる情報誌の場合、広告ベースで誌面を作らざるを得ないという状況があり、仕方が無い部分もあるのですが…。
しかし、本島の海の面白さは実に奥が深く、伊豆で潜っているダイバーにいちばんフィットするのは本島だと思ってます。このDive Addictionでも、ウわっ!と驚くような生物がさり気なく紹介されたりしてます。もちろん、レアネタばかりがその海の全てではありません。本島好きとしては、本島の海の今を感じさせてくれることが憩いのひとときになりますから、今後も頑張って欲しいと思います。
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Percophidae / ホカケトラギス科
Osopsaron formosensis Kao et Shen, 1985 / ウサギトラギス
このところ湾内のいろんな場所で出没しているようです。いつでも見られるという魚では無いのですが、時々、今回のように集中して現れます。この個体は水深9mで撮影。過去に12〜13mでは確認していたのだけど、水深一桁となると、オッ!て気になります。浅場で見ると、肉眼で見た体色と撮った写真の体色とが劇的に違うのでドキッとします。蛍光色のストライプの鮮やかさが見事です。コンパクトデジカメに倍率の高いクローズアップレンズを着けた仕様だと、かなり寄らなきゃならないはめになり、人を待たせているという状況での短時間では、特徴的な黒い背鰭を開いているところを撮ることは出来ませんでした。いいカットを撮るには、少なくともじっくり10分間ぐらいは粘りたいところです。
海の生物というのは、その存在自体が、季節感を感じさせてくれたり、様々な情報やヒントを発信してくれます。ウサギトラギスは、本来は、やや深場の魚です。そういった魚が、このように浅場で見られるということは、季節による繁殖行動だったり、浅場の水と深場の水との差異が少なくなっていたり、あるいは深場の水が浅場まで上がってきていたりしているという情報であるケースが多いのです。そうすると、そろそろキアンコウが見れるかな?…とか、リュウグウノツカイやテンガイハタなんかが見れるかな?…といった、期待を抱かせてくれるというわけですね。
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Digital Gallery 108
Osezaki Izu Peninsula
OLYMPUS C740 & PT018 + UN PCU-01
f7 1/25 -1.0 ISO100
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Antennariidae / イザリウオ科
Antennarius scriptissimus (Jordan, 1902) / ソウシイザリウオ
1年毎…いや、半年毎ぐらいに姿を現す大瀬崎のソウシイザリウオ。3年連続で確認中の同じ個体だと思います。体長40cm以上!これぐらいデカイと凄い迫力!
イザリウオ好きとしては、コイツを見れただけで今日は幸せな気分です。


Antennariidae / イザリウオ科
Antennarius scriptissimus (Jordan, 1902) / ソウシイザリウオ
ちなみに、ソウシイザリウオの大きさをイメージしづらいかもしれないので、去年から今年にかけてよく見られたイロイザリウオ幼魚との大きさ比較をするため合成写真(↓)を作ってみました。ソウシイザリウオのお尻の方にある赤いのがイロイザリウオのイメージです。
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テナガエビ科 / Palaemonidae
アヤトリカクレエビ属 / Izucaris
アヤトリカクレエビ / Izucaris masudai
アヤトリカクレエビのペア。相原氏&東野氏@はまゆうから、噂を聞けたので探しに行ってみました。久しぶりのウスアカvar.です。
深いところでは、わりと見つけやすいんですが、基本的に深場は自粛することにしているので、浅いところに居てくれるとホントにウレシイです。大きい方が雌、小さい方が雄です。
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Pseudanthias bicolor (Randall, 1979)
14度…南から流れてきたこのコには耐えられる限界に近い水温だと思う。ただ寒さに耐えるだけではなく、敵からも逃げなくてはならないというのが辛いところだろう。前回UPした時よりも痛んでいるように見えた。
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Digital Gallery 107
Osezaki Izu Peninsula
OLYMPUS C740 & PT018 + INON UCL-330 M67
f8 1/40 +1.3 ISO100
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Neoclinus bryope (Jordan et snyder, 1902)
ちょっと見ない間に、また色が変わっていたキング。今度は赤っぽくなっていた。周りに海藻が増えてきたから、それに合わせているのかな?
ちょっと前までは、こんな色⇒ http://aquaspace.blog1.fc2.com/blog-entry-40.html

Neoclinus bryope (Jordan et snyder, 1902)
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イロイザリウオ居ないかなぁ…と探していたところ、視界に引っかかったのがコイツ。
小さいものを探しているときというのは、チョット大きいものが居たりすると認識するまでにタイムラグがある。この個体、イメージしていたそれよりもかなり大きかった。体長は70mmぐらい。一見、寒天質かのような半透明でもろそうな質感も図鑑で見た印象と違っていた。それに、コイツは砂地に居る種類だと思っていたので…。
しかし、これまで目につかなかったということは、どこかに隠れていたのだろうな。他にも、そうゆうのがたくさん居ると思う。
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Syphonota geographica (Adams & Reeve, 1850)
1週間空けただけで、湾内の海底は藻類で覆われていました。ちょっと目を凝らしてみるだけで、様々なウミウシの仲間を見つけることが出来ます。そんな中にキレイな緑色のウミウシを発見。体長は30mmぐらい。見たことが無いアメフラシの仲間だなぁ…と思い撮影しました。触角は短く口触手は大きい。特徴的な白く細いストライプ。クサモチアメフラシ(「沖縄のウミウシ」P83/ラトルズ)だと思います。
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今日もまた地味に…。
テンスモドキの幼魚だと思うのですが、よく分かりませぬ(苦笑)。体長2cm程のとても小さな個体です。テンスモドキで検索してみたのですが、ズバリこの個体と同じだぁ!…と思える写真が見つからなくて困りました。魚の場合、幼魚から成魚になるにしたがって体色や体形を大きく変化させていくことも多いし、ほぼ同じぐらいのステージ(成長度合)のサンプルを見ないと、同じなのかどうかサッパリ分からなくて…。
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Antennarius pictus (Shaw et Nodder, 1794)
毎度同じような赤(朱色)いイロイザリウオの幼魚ですけど、これは、HMS井上君から教えてもらった外海の個体。何度も書いてますが、イザリウオ好きとしては、色が同じだろうと、地味だろうと、見れたらウレシイのです。…なので、イザリウオを見かけた方は、そっと僕に教えてください。何かいいネタを見つけることが出来た暁にはお返ししますので…(笑)。
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1.情報がフレッシュ!
やはり、速報性というのはインターネットの肝です。
以前に撮影した素晴らしい作品よりも、最新の撮りおろし作品。
2.更新頻度が高いこと。
見に行っても更新されていないと、ガッカリしますよね。
3.内容が素晴らしいと思うこと。
オリジナリティがあって、良い意味での思い入れが感じられれば言うことありません。
4.ぜひとも応援してあげたいヒトのサイト。
5.写真とテキスト(文章)の両方に魅力があったら尚良いです。
…って感じでしょうか。
逆に、ちょっとなあ…と、思うケース。多くの場合、サイト運営者の性格とか姿勢からくるものなんですけど。それ以外にもいろいろあるわけでして、
1.パクリや受け売りなのに自分で作り上げたかのような姿勢。
他人のまわしで相撲をとるタイプは、もっとも不愉快です。
2.勘違いしちゃってるヒト。
正直言って、いますよね…。井の中の蛙やお山の大将。
可愛いものだと許せる場合もあるけど、痛すぎるケース多し。
あと、ただ単に自慢なのか、きちんと勉強・実践したことの報告・発表なのか…、
その内容には大きな差があります。
3.単にビジネス的にモンダイがある場合。
別に悪意は無くても、微妙にモンダイがある場合ってありますよね。
4.更新が滞ってしまっているサイト。
もちろん内容的に素晴らしくて、そんなことモンダイ無いというケースもあります。
例えば、素晴らしい写真集や図鑑のように。
でも、やはり、たえず更新されているサイトの方が良いと、
多くの方が思うはずでは…。
…って感じでしょうか。
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ダイヤルアップ接続時代には、WEBサイトを閲覧するということが、今ほど気軽なものではありませんでした。閲覧時間がダイレクトに電話の通話料に直結していたし、ファイルを読み込む時間そのものがストレスがでした。WEBサイトを閲覧するということは、本を購入するという行為に似たものであったと言えるかもしれません。ですから、このヒトのサイトからのリンクだから…と期待して見に行ってみたところ、思惑と違っていてガッカリさせられたりすることもありました。そんなこともあって、単にアクセス数を増やすためのリンクというのには、かなり否定的な感情を持ってしまいました。
僕が自分から他のサイトの方にリンクをお願いすることが滅多に無いのは、まず、自分がきちんとサイトを運営し続けていけるかどうかに不安を感じるからです。僕からお願いすることには自信が無いというのが本音です。
でも、実際には相互リンクをさせてもらっている方も居るわけで、そうすると、なんで自分のところにはリンクをはらないんだろう?…と、否定的な負の感情を僕に対して感じてしまうヒトも現れるだろうし、当然それはまったく望むところではないのでムズカシイところです。
だいたい96%ぐらい、ウチのサイトからのリンクを貼っていないことに悪意は無いです(笑)。でも4%ぐらい、ココのサイトは嫌いだとかというのもあるわけで、そうすると、個人的に付き合いが深いとか、個人的に利用しているとか、そうゆう場合以外は、リンクを貼りづらくなったりしてしまうんですね。不公平感が無い程度の選択をしなきゃならんということです。内容が内容だけに、まどろっこしい言い方になってしまうんですけど…(苦笑)。
要は、
・相互リンクしたいサイトがある。
・こっちからリンクしたくないサイトがある。
・リンクしても構わないんだけど、実は内容的にモンダイが無くもない。
・リンクしたいんだけど、そうすると、貼りたくないところへのリンクも貼らねばならなくなりそう。
…なんてケースがあるって、感じですかね。そんなわけで、僕のサイトのリンク集は未完成のまま、数年間の放置状態になっています。そこんところ、ご理解いただけたらと思います。
まあ、本来インターネットの世界では、リンクというのは、自由に貼ってもいいものなはずなんで、そのサイトに価値を感じてリンクしたいなら、勝手にリンクを貼ってもいいはずなんですけどね。
少なくとも、ウチのサイトへのリンクに関してはご自由にどうぞ。…というか、お願いします…って言った方が良いのかな?
…で、たいへん申し訳ないのですが、こちらからのリンクは諸事情につき遅れる可能性大です。
つづく
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Thecacera pacifica (Bergh, 1883)
そろそろ一発派手なネタでも披露したいところなのですが、今日も地味にいきます。
大瀬崎もウミウシの季節に突入です。湾内の海藻のついている岩や石やロープなどをジックリ探すと、高確率で次々にウミウシがヒットします。湾内ならミノウミウシ系が多いですね。ミズタマウミウシも確認しています。外海ではオーバーハングした岩の裏面が狙い目です。ヒドラがついているような所を狙うと良いでしょう。ミアミラウミウシなども見つかってますね。
写真は御存知ウデフリツノザヤウミウシです。コケムシ食いなので、探すときはコケムシがついているところを探すと良いでしょう。ウミウシの場合、その種の食料になるものがあるところで見られるケースがほとんどです。だから、図鑑の写真なんかを見るときも背景を要チェックです。
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Photographer Matsukawa Soichi
"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。
ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…
当サイトに掲載されているあらゆる内容の無許可転載・転用を禁止します。
当サイトの内容は、日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けています。
Copyright Matsukawa Soichi.
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このブログで御紹介している画像は、基本的にノートリミング画像です。
ただし、[トリミング有り]と書かれている画像は、生物を分かりやすく紹介するために、トリミングをおこなっています。











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