



台風のおかげで、水温も透視度もグンとアップしている現在の大瀬崎ですが、チョット前までは、スッキリとしない霞がかかったような海況でした。そんなときは、海底に潜むように暮らす生物達を重点的に探すことになるのですが、そうすると目に入ってくるのが、美しいキヌヅツミガイの仲間達。個性的な外套膜の模様に目を奪われます。そう、この模様は貝殻にあるんじゃないんですね。外套膜はいわゆる「身」です。「身」で貝殻を覆っているのです。何のためにそうしているのかは分かりません…と言うか知りません。僕の推測では、周囲の環境に合わせて色調を変化させたりするには、貝殻そのものではなく、身のほうが都合が良いのではないかと考えたりしています。でも、この派手さは、擬態と言うよりは、派手にすることによって相手に警戒を促すような感じなのかな…。
Copyright Matsukawa Soichi. All rights reserved.

ウミウサギガイ科 / Ovulidae
トラフケボリダカラガイ / Cuspivolva tigris
開幕戦でタイガースが勝ったらUPしようと思っていたのですが…。まあ第2戦で勝てたので良しとします。
この派手な虎模様の理由は何でしょう?おそらく、食っても不味いぞ!毒があるぞ!…と、捕食者に思わせようという色彩なのではないでしょうか。進化というのは、多くの場合、適応して変化してゆくのではなく、適応できないものが淘汰され適応できたものが残ったという結果なんだと思います。意図的に派手な色になろうとしたのではなく、たまたま派手な色になったヤツが残っていったと…。そのことを思うと、魚の場合の、シマキンチャクフグとノコギリハギののように、本当にそっくりな別種が登場するというケースは不思議なことだなあと感じます。あと、哺乳類の場合に、ライオンにそっくりなシカがいたりしないのは、やはり、知能の高さゆえなのでしょうか…。
さて、トラフケボリダカラガイですが、フトヤギやウミウチワに着いています。比較的、枝の奥まったところに隠れるようにしていることが多いようですね。この写真の2個体もそうなのですが、ストライプのデザインは、個体によってけっこう個性的だったりします。
Copyright Matsukawa Soichi. All rights reserved.
Contrust scale (graduated 16steps)
sRGB - Gamma : Windows (2.2) - White point : 6500°k
1024 x 768 True color (32bit)
font size : medium

Photographer Matsukawa Soichi
"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。
ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…
当サイトに掲載されているあらゆる内容の無許可転載・転用を禁止します。
当サイトの内容は、日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けています。
Copyright Matsukawa Soichi.
All rights reserved.
Never reproduce or republicate without written permission.
このブログで御紹介している画像は、基本的にノートリミング画像です。
ただし、[トリミング有り]と書かれている画像は、生物を分かりやすく紹介するために、トリミングをおこなっています。


matsukawa(06/30)
UMEDA(06/30)
matsukawa(06/16)
matsukawa(06/16)
divedeep(06/16)
s136(06/16)
matsukawa(06/13)
s136(06/13)
matsukawa(06/11)
matsukawa(06/11)
いたる(06/11)
JOG(06/11)
matsukawa(06/02)
いたる(06/02)
matsukawa(05/12)
てつ!(05/12)
matsukawa(05/07)
のざわ(05/07)
matsukawa(05/04)
のざわ(05/03)
matsukawa(04/21)
IOPだいばー(04/21)
matsukawa(04/21)
matsukawa(04/21)
IOPだいばー(04/21)